犬にとっていちばん大切なのは「水」

犬の世話&健康管理

*犬の健康にとって大切なもの

犬の健康を保つうえで大切なものは、おもに
①水 ②運動 ③食事の三つです。

特に、水は大切です。犬の身体も人間と同じように、全体の70パーセントが水分で出来ています、新鮮な水の補給は、犬にとって不可欠なわけで、育ちざかりの子犬の場合には、なおさら重要です。

*水の与え方

水は、食べ物や、食べ物の持つ栄養素を運ぶ役割ももっています。次のことに気をつけて、水を与えて下さい。


新鮮な水がいつでも飲めるよう用意してあげましょう。子犬の時期、小型犬、中型犬の場合自動給水器の使用が、良いかと思います。水道水で結構かと思います。毎日継ぎ足しせずに取り替えて下さい。



ガラス瓶タイプのものやペットボトルタイプのものがありますが、ガラス瓶タイプの方が衛生面でも好ましいでしょう。


画像は 、キンペックス シンプルオアシス

*食事は決まった時間に決まった場所で

衛生面でも、しつけの上でも、食事は一定の時間に一定の場所で与えるようにしましょう。飼い主の都合で、食事を抜いたり、時間を変えたりするのは、犬の健康にとってもしつけの上でもよくありません。
(但し、病気等ご家庭やご家族のトラブル等があったりした場合は、このかぎりではありません。)



食器を置いておく時間を決め、時間が過ぎたらさっさと食器を片付けてしまうようにします。いつでも食べられると思いこみ、遊び食いの癖が身についてしまいます。

空になった食器や食べ残しは、すぐに片付けるようしましょう。
犬に食事を与えてから、家族の食事を始める。
犬が、自分の食事を終えているのに、人の食事に手を出したらその場でしかるようにしましょう。でないと何でも欲しがるようになります。挙げ句の果て、ドッグフードを食べなくなったり犬の健康を、害することにもなりかねません。

犬と人間とでは栄養要求が違います。
室内犬は可愛らしいもの。犬の食事が終わっていても、飼い主が食べている食べ物をねだられると、ついつい与えてしまいがちです。



犬と人間とでは、体が要求する栄養が違い、栄養のアンバランスからくる異常は時間をかけて現れます。肥満、体力不足、糖尿病、腎臓病、神経症、歯周疾患など、栄養の取り方に起因する場合があります。特に、香辛料などの刺激物や、塩分のきいた料理などは犬にの腎臓に負担をかけることになります。

しかし、下痢をしていたり食欲のない時は、鶏肉のササミを茹でて冷ましてから与えても良いでしょう。味付けはしないでください。