子犬を選ぶポイントは、性格と健康になります。性格を知るには、しばらく観察します。機敏に動いているか、周囲の変化に気付く判断力を備えているかなどを出来る範囲で見分けましょう。
更に、目を子犬の高さにして手をさしのべてみて、じゃれついてくるひとなつこい犬なら陽気で友好的な性格。家庭犬として、良い犬に育つ素質を持っていると思われます。
隅っこでじっとして、遊ばずにあまり動こうとしない犬は、容姿が良くても性格が臆病であるか、病気を何かしら持っている可能性があると思われます。
生後2~3ヶ月ぐらいの時期が適当です。3ヶ月以上になると発育した部分とそうでない部分ができ、正確な見定めができなくなります。
母犬からの乳離れを促す意味でもこの時期が適当で、それだけ犬の性格を決定する大切な時期でもあります。しかし現実問題として、店頭で展示していても直ぐに成長していきます。
子犬のお迎え
子犬を迎え入れるのは、時間のゆとりがある時に迎え入れるのがベストです。子犬を迎えてから家に慣れるまでの数日は、子犬にとって大切な時期です。家族の誰かがしばらく家にいられる日を選びます。(単身又は共働きの場合は、この限りではありません、お休みの日とか考慮して下さい。)当日は、子犬の行動に気を配れるようにします。
子犬は、移動や初めての場所に戸惑い、環境の変化で神経質になっています。当日は、出来るだけそっとしておいてあげましょう。子犬と遊ぶのは、家の環境に慣れてからにします。
子犬にいきなり長時間の留守番はさせないこと。子犬期に寂しい思いをすると、留守番が苦手な犬になってしまう場合があります。飼い主がいなくなると吠えたり、家具をかじる、部屋を散らかすような犬にしないために、子犬のうちから少しずつ練習して、留守番は大変なことではないと教えることが大切です。
といっても単身や共働きの場合は仕方がないのですが、オーナーさんの匂いがついた靴下とかを、オモチャの代わりにおいてあげるとかも良いでしょう。
出かけるときは無言で「いってきます」のあいさつはしないこと。外出前に声をかけることにより、いなくなることを必要以上に意識させてしまうことになります。無言で出かけましょう。
留守番のときだけサークル等を使用するのでなく、普段からサークル等を利用するよう心がけないと入るのを嫌がる様になってしまいます。
店頭にて気に入られた仔犬がいましたら、当方でその子のことを理解している限りご説明致します。